NBAオールスター2014
2014年2月16日。
ニューオーリンズ・ペリカンズの本拠地であるルイジアナ州ニューオーリンズにおいて開催されたNBAオールスター2014。
アリーナはスムージー・キング・センター。
見どころ
今回初出場となったのはステフィン・カリー、デイミアン・リラード、アンソニー・デイビス、ジョン・ウォール、デマー・デローザン、ポール・ミルサップの6人。
アンソニーデイビスはNBA2年目でオールスター出場を果たし、デマーデローザンはラプターズのプレーオフ出場に大きく貢献したシーズンとなった。
EASTではレブロン・ボッシュ・ウェイドのマイアミヒートビッグスリーが参戦し、レブロンは20得点、ウェイドは18得点と活躍した。
2013-2014シーズンはこのビッグスリーを見ることができる最後のシーズンとなってしまった。
ステフィン・カリー
ステフィン・カリー(ウェスト/当時ウォリアーズ)が初めて夢の舞台に立ったのが、この2014年大会だった。
このシーズン、自慢の3ポイントでリーグを席巻していたカリーは、ウェストのバックコート部門で堂々トップの票数を獲得。
ウォリアーズで先発となったのは、1995年のラトレル・スプリーウェル以来という快挙を果たした。
ファンはカリーの3ポイントショーを期待していたが、カリーは11本中9本ミスというまさかの結果になってしまった。
163点 対 155点
この年のオールスターゲームは壮絶な点の取り合いが繰り広げられた。
ウェストはケビン・デュラント(当時サンダー)とブレイク・グリフィン(当時クリッパーズ)がともに38点を挙げ、イーストはカイリー・アービング(当時キャバリアーズ)が31点、カーメロ・アンソニー(当時ニックス)が30点をマーク。
2チーム合計での318得点は1987年の303点を上回る史上最多。
EASTの163点も2003年にWESTが挙げた155点を超える新記録で、ウェストが前半で挙げた89点、前半の2チームの合計得点(165)も新記録である。
1 | 2 | 3 | 4 | 合計 | |
EAST | 42 | 34 | 47 | 40 | 163 |
WEST | 44 | 45 | 37 | 29 | 155 |
MVP
そんなハイスコアリングショーのなかでも、とりわけ頭抜けていたのがアービングだった。第4クォーターだけで15点を叩き出し、一時は18点差をつけられていたイーストの逆転勝利を演出した。
出場選手
コービーブライアントはケガで出場することができなかった。
出場できていれば試合結果は変わっていたかもしれない。
EAST
ドウェイン・ウェイド | マイアミヒート | 10 | |
カイリー・アービング | クリーブランド・キャバリアーズ | 2 | |
レブロン・ジェームズ | マイアミヒート | 10 | |
ポール・ジョージ | インディアナ・ペイサーズ | 2 | |
カーメロ・アンソニー | ニューヨークニックス | 7 |
ジョン・ウォール | ワシントンウィザーズ | 初 | |
ジョー・ジョンソン | ブルックリンネッツ | 7 | |
デマー・デローザン | トロントラプターズ | 初 | |
ポール・ミルサップ | アトランタホークス | 初 | |
クリス・ボッシュ | マイアミヒート | 9 | |
ジョアキム・ノア | シカゴブルズ | 2 |
WEST
ケビン・ラブ | ミネソタティンバーウルブス | 3 | |
ジェームズ・ハーデン | ヒューストンロケッツ | 2 | |
ステフィン・カリー | ゴールデンステートウォーリアーズ | 初 | |
ブレイク・グリフィン | ロサンゼルスクリッパーズ | 4 | |
ケビン・デュラント | オクラホマシティーサンダー | 5 |
ドワイド・ハワード | 8 | |
アンソニー・デイビス | 初 | |
ラマーカス・オルドリッジ | 3 | |
ディミアン・リラード | 初 | |
トニー・パーカー | 6 | |
クリス・ポール | 7 | |
ダーク・ノビツキー | 12 |